高速教習。

 3時限連続の高速教習であった。
 教官からの注意も最低限しか為されず、無駄話を交え、今までで最も和やかに行われた教習であったのは、怖がらせずスムーズに80〜100km/hを出させ、また緊張によるハンドルの取り違いを防ぐための教習所の工夫だったのだろう。圏央道を私を含めた教習生3人+教官、で走って来たのだが、正直、教習は半ば観光気分で進み、東松山のサービスエリアで15分ほど休憩し、私はやきとんを二串ほど食べて帰って来た。
 こういうことをやっていると、たまには自分の知らない場所に行ってみるのもいいかななどと思ったりもするが、考えることは、誰か計画立ててくれたらくっついていくのになー、である。まこと自発的な衝動に欠ける。あとは、旅行先でforsquareにチェックインしたり写真をネットにうpしたりするのが楽しそう、という根からの引きこもり的発想。
 帰りの道で、同乗していた2人から「やはり免許取得が目前となると段々と自分の車が欲しくなって来る」などという話題が出ていたが、私には正直その気持ちが今一つ分からない。家庭を持ち、乗る人間や荷が増えれば当然必要となるのだろうが。この普通免許自体も、取れる時間がある内に取っておかないとマズイ、というのと、いざという時に車が動かせると便利、というのがせいぜいの取得理由だ。現時点では、免許証を持っている事の最大のメリットなど、写真つきなので身分証明書として便利、というくらいのものだろう。
(2011/08/09 19:14)