2012年01月18日のアニメ感想

 今週の名言:「頭が完全に中国に行ってしまっている」「俺の腹は…中国のどこに行きたいんだ??」「何か麺っぽいな…汁なし担々麺とでダブってしまった」「また来たくなるだろうという予感がビンビンする」「山椒でハイになってるのか…??」
 オチとして、風俗店「ラブパワー」とやらの前を夜に通ってみたら、昼前に商談をした女性がバイトとして働いていた、などという展開を予想したのだが、流石にそれはなかったようだw 原作漫画では(意外にも)食欲に加えて性欲にも焦点を当ててる部分*1が幾つかあり、それが、主題である「食事」に加えて、「生きる」ということを描き出すことにつながっている、とすら私は考えている。だから、今回差し挟まれた、お色気や風俗店を想起させるような幾つかの要素には、なかなか満足している。それが今話を狙って挟まれたのは、担々麺を混ぜる音って何かやらしかったよね、という理由に尽きるのではなかろうか。考え過ぎではない…と思う。あの場面では、音響さんがいい仕事をし過ぎていた。
(2012/01/21 15:55)

*1:五郎自身、女性の尻に露骨に焦点を合わせたり(第11話)、ストリップ劇場に入ろうとしたり(第18話)しており、ハードボイルド調のこの作品からすると、これらの描写は少し浮いてさえ見える。 更に、第08話の焼肉の話では、「焼肉街と堀の内ソープ街ってのも、考えてみればものすごいダイレクトだ」という五郎の独白のあと、キーを回す五郎の手と、ドルルゥン!という音と共に始動するエンジンの絵がわざわざ挿入されており、それが非常に暗喩的になっている。