2011年07月16日のアニメ

 ドクターペッパー飲みたくて無言で手を差し出すアリス可愛い。言葉なくとも通じる、というのは、これは一種の信頼の証なのですよ!!…や、この場合は単にナルミが下僕としてよく訓練されてきた、という方が正しいですが。
 メオもいいキャラ。他国(or田舎)育ちで純粋な娘、って、結構私の好みのキャラなんだよなぁ(例:春原芽衣)。このアニメ、新人声優を結構起用してるんだけど、どのキャラもそれがやたらと上手いことハマってて不思議。
 アリス曰く「理論が百年かかって橋頭堡を築いてようやく辿り着く地に、信仰の翼は一夜にして至る」だそうな。
 エンディングテーマも1話と変わってたね。

 アニメではない。1話の放映よりも前に、番宣を兼ねて時代背景やらなんやらを解説した番組。
 全体を通して思ったのは、ヴィクトリア期の貴族が、仲間内での承認や名誉をどれだけ大切にしていたのか、ということ。立派な図書館も、美術品や稀覯本の収集も、全てそのための手段に過ぎない…とまで言うと言い過ぎだが、その意味が大きかったのは事実だろう。ずっと、他者からの承認などよりも、自己の中で完結していることの方が優れている…とまで言わなくともそうであるならばそれでよい、と考えていた私は、現在、今まで気付かなかった自分の承認欲求との狭間で板挟みになっている節がある。
 一番最後に「夜想」の主催者を呼んでたけど、あのテーマだったらEDの作詞もされてる嶽本野ばらさん呼べばよかったのに。
(2011/07/20 15:59)