2011年07月15日のアニメ

  • No.6 第02話

 面白い!!
 第1話の時点では分からなかった面白さが次々に出て来た。「スロスターターな作品だから3話くらいまでは切らないで」と言われた意味が分かりましたよ。1話で12歳だった紫苑たちが16歳になっていたから、物語開始から大体4年後の話、ってことになるのか。
 当て馬役にしかなっていない沙布が本当に可哀想だけれど、こればかりはしょうがないかぁ…。あんなにいい娘なのに。あまりに決定的な「お願い」をした直後に、紫苑の注意を"ネズミ"の鼠に根こそぎ奪われてしまう下りとかは本当に不憫。まぁ、あの沙布の台詞(私とセックスして)を聞いていてたネズミが、嫉妬して意図的に会話に横槍を入れた、という発想も可能な訳ですが…w 市民登録番号の入っているリストバンドを「捨てろ」と紫苑に強要してるネズミなんて、もう「これからのお前は全て俺のものだ」と言っているようにしか聞こえない。
 それにしても、齢16にしてネズミの戦闘力は異常。囮を使って相手を車から降りさせて不意打ち→車を乗り越える形で助手席側の男を潰す→ドアを利用してもう一人の意識を刈り→小道具で相手の意識を逸らし→布で相手の視界を塞いで喉元にナイフを突きつけ必要な情報をしゃべらせる、っておい、お前グリーンベレーか何かかよ…w その後も、車が遠隔操作されてると知るや否や耐衝撃布を使って飛び降りたり、抜け目なく脱出後の車に爆弾設置しておいたりと、咄嗟の判断能力と機転の利きっぷりが冴え渡り過ぎ。
 紫苑のお母さんもいい母親だよなぁ。息子のせいで失った全てを全部受け入れて。チェリーパイに纏わる話が出て来てたけど、これって1話で何か説明あったっけ?それとも、これから回想か何かで掘り下げられるのかな。個人的には、こういう管理社会的なお話は、「シャングリ・ラ」を思い出す。
 紫苑の首筋に、10箇所くらいの斑点?が出来てたね。例の蜂に刺された痕、とかだったら嫌だなぁ。

 私も、絶大な力を持つお嬢さまに知らない間に信頼されてて彼女に振り回されつつ自分に宿った秘められし力で戦ったり世界を救ったりするような生活がしたいです!!(真顔
何かすごく夕方アニメっぽい雰囲気。それにしても戦闘パートが動くこと動くこと。
ルリ可愛いなぁ。中島愛さんの声もいい感じ。だから私も彼女に信頼されたり振り回されたりする生活がしてみt(ry
 部隊員が全員メイド服の女性であることには突っ込まないことにするけれど、一人一人にきちんと名前と声優が割り当てられてたりと、やたらと製作者の気合が入ってるのは何故だ。

 水樹奈々さんヒロインのCLAMPキャラデザアニメ。学校の行き道に小夜が歌ってた歌とか、どんだけ歌唱力の無駄遣いw
 主人公の女の子のキャラ性も相まって、話の展開もスローペースに感じられて少し焦れったかったりした。
 私は若干双子萌えの気がある人間なので、今の所は、ねね&のの推しかなぁ。
 湖面をお地蔵さんが滑っていく図のシュールさよ…。小夜は、赤目になるとガラッと印象が変わるね。

 榎宮絵が…榎宮絵がアニメになってるぅぅぅぅぅ!!!!!
 …がアバンタイトルを見た時の第一印象。榎宮絵に特徴的な目&やたらとグラデーションのかかった髪の毛、の2つを兼ね揃えた絵が動いてたので。サイトヒメア(幼)を見た時は、「エア…リセ……」とか思わず呟いちまったよw どうでもいいけれど、そのエアリセのせいでタイトルの「天魔」を「天満」だと勘違いしていた件。自分が挿絵を担当した作品のアニメが開始したのに、彼のサイトは5月の例大祭以降全く更新がないなぁ。本当に忙しそうだけれど、大丈夫なんだろうか。
 再開して抱擁→後ろからぶっ刺される、の所まで実に予想通りというか定跡。それほど面白いとも思わないけれど、重なってるアニメもないようだし、未雷と月光のちゅー待ちということで取り敢えず見ておくかぁ。

 原作未読。私の好きな阿倍野ちゃこさんがコミカライズを担当されてるので、コミック版は集めるつもり。
 少年声の花澤香菜さんキター!!! >アバンタイトル
 私ね、ずっとずっと、彼女は少年Voiceもイケる方だと思っていたのですよ!!いやぁ、素晴らしい。彼女の少年声がもっとあちこちで聞けるようになりますように。…あと、花澤さんはヤンデレキャラを演じたら絶対ハマるんじゃなかろうか、と、ネッサ(フラクタル)の声を聞いていた時にふと思いました。
 ダリアンの声は(私の中で)元祖悠木碧枠の沢城みゆきか。このキャラの声なら多分御両人のどちらでも合うと思うけれど、沢城さんのダリアンはいいキャラだなぁ。"ぶっきらぼう"+"罵倒や乱暴な言葉"+"ですます調"、という独特の喋り方も気に入った。小野大輔さんのヒューイも落ち着いた感じでいいね。というか、爵位を持つ祖父がいて、書籍文化について博識で、かつあの異様な運動神経…って、高スペック過ぎでしょ彼w それに加えて、自分の命を賭してでも幻書を封印しようとしたり、攻撃を受けた時は真っ先にダリアンを守ったりといった紳士っぷり。そりゃダリアンも契約するわ。
 ダリアンとヒューイの契約シーンは「開錠」が絡む以上、性的な隠喩が並ぶのはまぁ当然なんだけれど。…気になったのは、処女血と受け取れるメタファーがあったよね?? ダリアンって、ヒューイが初契約、だっけ…??w
 揚げパン食べてるダリアン可愛い。何でパンにかぶりついてるロリっ娘ってこんなに可愛いんだろう。メロンパン食べるシャナしかり。でも、全体的にアニメ絵のダリアンは、皮膚が青白すぎて何か血色悪くないか。
 『この世界には、知らない方がいいこともある。』
 …"迷宮図書館"とまで称されるダンタリアンの書架を宿した少女が口にしていることを考えると、この台詞は私たちが考えるよりも重い、のかも知れない。
 そういえば、EDテーマの作詞は嶽本野ばらさんだった。

 ルリ可愛い。華奢な女の子をちゃんと華奢に描いてくれる作品って、やっぱいいわぁ。
 …だから、私も絶大な力を持つお嬢さまに知らない間に信頼されてて彼女に振り回されつつ自分に宿った秘められし力で戦ったり世界を救ったりするような生活がしt(ry
 何でアルマのことをルリはあんなに信頼してるんだろう、と思ってたら、一応過去に何かあったことになってるのか。
 どうでもいいけど、「アルマ」と聞くと私の頭には「有斐閣アルマ」しか思い浮かばないのよ。今そっちをパラパラめくってみたら、「アルマ(ARMA)とは、ラテン語で道具、方策、手段を意味します!」って書いてあった。これは関係あるのかしら。

 なーんかやっぱりスローテンポな気がするなぁ。
 小夜の母さんは古き者に敗れて命を失ったのか。毎回出て来る男性のモノローグは、あれは一体誰の声で、そして何を意味してるんだろうね。
 小夜の周りには、小夜に想いを寄せるむっつりスケベが少なくとも2人は居ることが判明。それにしても文人さんの、"ギモーブを食べさせ、「何かの触感に似ている」と伝えて詳細をはぐらかす"やり口とか、手が込み過ぎだろう。あいつ絶対、後で小夜がそのことを他の人に尋ねて答えを得た時の反応とかを想像して楽しんでる。更には、しばらく経ってから「何の触感に似てるか分かった?」とか再び小夜に問うてみて、赤面する彼女を見て楽しんだりするつもりだよ間違いなくw
 もう一人の委員長の方は、個人的には大人しい阿部敦(上条当麻とか)さんを聞くのが珍しいので、結構新鮮。
 どことなく文人さんから漂う黒幕臭というかラスボス臭。ギモーヴの触感も、本来は「人肉を食らう触感」の方が正解だったりしたらどうしよう。
 娯楽がない町に住んでる割には、"フラグ"とか"ルート"とか、やたらと妙な方向に世間ずれしたことを知ってるなあの双子。私が大体の双子キャラが好きなのは、行動&言動のシンクロっぷりが見てて楽しいからなんだろうな、ということに気付いた。
 第3話の次回予告を見てて気が付いたんだけれど、毎回のサブタイトルは百人一首から取ってるのね。
 今の時点で出てるのを並べると、

    • 第1話「あまつかせ」…天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ
    • 第2話「きみがため」…君がため 春の野にいでて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ
    • 第3話「ひとはいさ」…人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

 に由来していることになる。

 でこちゅーかよ!! >月光→未雷
 あと、転校後にヒメアのが大兎の腕にまとわりついてるのをみて、自分もやりたそうに物欲しそうな表情してる未雷は可愛い。
 俺がヒメアを守る!とか格好つけてる割には、大兎のやってる事はヒメアからもらった力を我が物顔して闇雲ににぶん回してるだけだし、絵的にも彼がやってるのは腕から出てる炎を勢い任せに相手にブツけてるだけだし、なんでその炎に強大な威力があるのかも説明がないし、更には最強面して出て来たキャラがそのよく分かんない炎にあっさりやられるし、もう一体何なのこの作品。
 ただ、福山潤演じる日向は、いい悪役で格好良かったね。…登場シーンだけは。だけは。
(2011/07/20 03:40)